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2014年に見た映画

2014年の年末にまとめたものをここで放出。

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2014年は、映画を見ない年だった。

本数としては30本超えなので全く見てないわけではないけど。
 
ここ最近、映画一本一本、個別の面白さ(もしくは面白くなさ)は感じるけど、映画全体への熱意・喜びというものがいつの間にかなくなってしまったのだ。
映画に夢中になりはじめたのが大学生の頃、そこからだいたい15年ぐらい?その間、良くも悪くも「映画を見る」ということがアイデンティティーを支えていたように思うけど今はそういった感覚は薄れている。
 

だから映画にまつわる何もかもにときめいたりする気持ちとか映画館へのロマン的なものもだいぶ減っていて、たとえば名画座が閉館してもショック寄りの驚きはあるけど、わりと受け入れると思う。たとえばどころか実際既に何館も閉館しているけど、そこに対して何かを憂う気持ちではない。逆に、今ある名画座がそのまま永遠に存在し続けると想像してみると、それはちょっと怖い。

 

今でも、映画は好き。個別に面白い映画はあるから。でも「映画とその周辺の世界」にはのめり込んではいないのだ。面から点になったという感じ。  

とはいえ、10年以上同じ趣味やってたらそりゃ飽きることもあるだろうし、単に中だるみの時期なのかもしれない。と希望をもたせているところには、まだ映画への執着が多少あるのかも。

 

実際、2015年に入ってからは映画の予定を手帳に書くぐらいには回復している。半分以上はその上から線引いて消してるけどね!

 

前置きが長くなりました。

一応ざっくり見た順。

 

2月

かぐや姫の物語

 

『ニシノユキヒコの恋と冒険』

「白くま」までは大丈夫だったけど、あのスッと出す紅茶はやばい。見た後一応普通の顔して街を歩いてたけど、ロマンポルノ2~3本見た後と同じぐらいの「普通の顔(体裁)」だったと思う。

登場人物の女性は大抵、ニシノ氏にはまっている時は目がみっともない。みっともない、けど、恋愛ってあの「みっともない目」になることなのかもしれない。

私もニシノお前超絶かっこいいけど内面ないよなー、一応働いてっけど「生活」ないよなーすでに幽霊みたいなもんじゃん、とかつっかかりながらも、ちょっとした行動に勝手に仕掛けを見出だして自らはまりにいってしまうと思う。そんな怖さがある。

 

『小さいおうち』

艶があって良かった。妻夫木聡のお前いつまで「泣く大学生」やってるんだ感はあるけど。あと山田洋次映画の「現代の若い女性」がどうにも苦手。何かムズムズする。

 

3月

ゼロ・グラビティ

見てるときは緊張で背中ガチガチになってたけど、いい映画だと思う。

 

偉大なる、しゅららぼん

こういう特殊な世界観だとそこに馴染む時間というのが必要で、受け入れきれていない間に話が進むので「別に、この件がどうなろうが、この人たちがどうなろうが、どーでもいーよ」モードになってしまう。TVドラマ向けの題材かもしれない。

 

『ホームレス理事長』

 土下座する理事長&後ずさる撮影スタッフの影がやばい。人間気持ちが引くと体も引くんだと思った。見ている間に足元からじわじわ冷えてきたけど、それは空調のせいではない。

コヤマ君の傷ついてふらふらしている心がちゃんと行き場を見つけていることを願う。
理事長に対してはそういう心配の気持ちはわかないんだな、なぜか。愛すべきキャラだけど。

 

『穴』

船越英二の誕生日&命日である3月17日にシネマヴェーラが船越出演作をかけてくれていたので仕事帰りに。とてもきれいな船越で大変満足です。

 

4月

ペコロスの母に会いに行く

「生きる」ということはその瞬間瞬間にしかないけど、その人の「人生」というものは思い出の中にしかないのかもしれないと思った。

岩松了は、イタリアンマフィアの目をしている。どれだけ日本人のおっさんで包んでも隠しきれないあの目つき。

 

5月

『黒薔薇昇天』

映画に対する純情というか、ふわふわした楽しい気分が映画の裏にみっしり詰まっていて、それにつられて何だかこっちも笑ってしまう、そんな映画。

岸田森谷ナオミの裸を前にごちゃごちゃ言っていたセリフの中で、「幻想的」という単語がかなりズバッときた。確かに、ファンタスティックボディだ。骨密度みたいに、肉密度が違う感じがする。

連休明けの仕事はなかなかしびれる展開だったけど、金曜夜にエロい映画を見る程度の余裕はあったようだ。

 

『秀子の車掌さん』

 デコちゃんだけでなく、釜足ちゃんもだいぶアイドル! 釜足ちゃん、釜足ちゃんかわいい!!
二人のやり取りの中に見える連帯感、媚びを含まない仲の良さが心地よい。

 

野のなななのか

 

『ライヴ』

けっこう、好き。主役の人はかなり癖のある顔をしている。

井口監督作品って、どんだけゴア描写があっても根は純情で前向きな感じがある。

 

6月

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常

 ホスピタリティーに溢れたストレスフリーな映画。目の前のこの映画を信用していい、と身を委ねられるのはとても幸せなこと。スローライフ研究会の扱いはちょっと雑というか、かませ犬っぽかったけどね。
ワイルド伊藤英明がめちゃかっこいい。伊藤さん今後はずっとその髪型&ヒゲでお願いします。

 

『エル・トポ』

キネカ大森にて。2本立てのもう1本『ホーリー・マウンテン』を見たのか見なかったのかどうしても思い出せません。

 

7月

『大阪の女』

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/actors-daiei.html

神保町シアターの「にっぽん男優列伝~大映篇 キラリと光る優男たち」という神企画。
神シアターに神企画。

 

ホドロフスキーのDUNE』

 

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』

 「背中」がタイトルにありつつもやっぱり印象に残るのはそれぞれの「顔」で、テレビでもコンサートでもなく映画館の大画面に映える顔ってあるよなーとそれぞれの顔をずっと気にして見ていた。
映える顔っていうのはアイドルとしての優秀さとかかわいさ度数とは全く別のこと。顔が定まってなくてふわふわしている時にしか出せないかわいさってのはあるだろうし。例えば大組閣の時の菊地あやかさんのキレ顔は相当強かったけど、それと同時に、あの顔が出ちゃうと、やはりアイドルとしては留まっていられないだろうなという気もしてくる。
まゆさんが総選挙で一位とって微笑んでる場面、後ろの電飾効果もあって全体が「パァァ……」みたいな感じで輝いてて、ねえこれ何の最終回?て思った。少女漫画の最後のコマみたいだった。

 

8月

『リアリティのダンス』

少年時代の自分を描き、そこに今の本人も出演して自分を肯定するセラピー映画。映画療法だね。

 

GODZILLA

アメリカ人って真面目だと思った。

 

『ソニはご機嫌ななめ』

あまりハマらなかった。 

 

9月

思い出のマーニー

地味だけど、好きな映画ではある。でも地味だよね。

広島の「八丁座」で見たので、それがとにかく思い出深い。

http://johakyu.co.jp/

潮の満ち干きが描かれていて、直前に行っていた厳島神社とリンクするものを感じたり。

 

10月

『アントワーヌとコレット二十歳の恋>より』
夜霧の恋人たち
ジャン・ピエール=レオーによる舞台挨拶!付き。

登場したレオーは、ふとした表情はドワネルそのまんまに、もっと柔らかい雰囲気だった。

口閉じたままニーッと笑った時があって、その顔がこの欧米式の顔文字そっくり!→ :)
その時に一番、わっ生きてるレオーがそこにいる!って思った。

 

『家庭』

既に見たことある映画だけど、前のプログラムで生のレオーに会えた興奮で、1本追加で見た。

大好きな映画だし。 

 

11月

ナシ

 

12月

『ヘヴンズストーリー』

 

『自由が丘で』

『ソニは~』に続いてホン・サンス、またしてもよくわからなかった。たぶん、微妙に腹が立つ感じ。それも「腹立つー(笑)」という感じでもなく、あれ何か合わないわこの人たち…という、心の距離ができてしまう感じ。わっかんねーなーとぼんやりしながら劇場を出たけど、入口に飾ってあったポスターの「この街を僕は いったりきたり。恋も いったりきたり。」という微妙にかわいらしい書きぶりのコピーを目にした瞬間は明確にイラッとし、寝ぼけたこと言ってんじゃねえ!とカセの頭を引っぱたきたくなった。

 

ベイマックス

ゴーン・ガールが満席だったショックをひきずり半ば勢いで見た結果……

なにこれベイマックス超かわいい〜(;∀; ) 

 

ゴーン・ガール

そしてリベンジして見れたのだが…よくできた映画とは思うけどあまり心踊らず。
おもしろ夫婦の演技バトルと思えればよかったんだけど、あまりにも苦い話。で、何のためにこんな苦くしてるんだ?というそもそも感が止まらず。究極にベンアフっぽいベンアフは良かったです。